動画配信の際に便利なスピードチェックサイトについて
大阪南港ATCを拠点とした、講演やセミナーなどの収録配信・映像音響オペレーション、及び会員制動画配信サイト構築サービスを行う、マルチメディアプレゼンテーション専門「レザネイ」代表の渕上です。
こちらのページでは、企業内インハウス(内製)でリアルセミナーやウェビナー、ピッチイベントやトークショーを開催したり、動画活用をされていこうとしている方々、また動画配信技術に興味がある方々に、各種有益な情報を発信しております。
配信時に必須のスピードテストに使えるサイトについて
こちら、僕らが配信する際に良く使うスピードテストサイトになります。
安定した配信には必須のスピードテストですが、必要な情報が最低限揃っており、重宝しています。
特に、Ping折り返しにかかった時間の計測値が出るため、品質を一段深くチェックすることが可能です。
チェックする項目について
安定した配信、ZoomウェビナーやYouTubeLiveを実施する際、最低限チェックすべきポイントがあります。
下記にまとめますので、是非参考にしてみてくださいね。
回線スピード
zoomなどの双方向の通信が必要な配信プラットフォームを利用する場合は、Download/Uploadともに70Mbps以上は欲しいところ。
YouTubeLiveなど1方向に打ち上げるだけの場合は、Downloadはそこまで必要ないんですが、それでも配信管理のためにWebアクセスが必要なので、最低10Mbpsは欲しいですね。
Ping値
「Ping値」というのは、発信元から受信先を折り返し、帰ってくるスピードのことです。
これが遅いと、音が遅れて聞こえたり、映像が不安定になったりするんです。
回線速度は気にしていても、意外と品質に影響する「Ping値」のことは忘れがち。
Pingの値は出来れば10ms台であって欲しいと思います。
スクリーンショットの数値によると、上り下りのスピードこそ問題ないものの、Ping折り返しに時間がかかっており、品質に問題が出る可能性がありますね。
無線ではなく有線接続するなど、改善が必要なレベルです。
サービスの接続性
いくら回線スピードが早くても、遅延が少なくても、ZoomやYouTubeにアクセスできないのであれば、配信はできませんよね。
「当たり前やん!」
という話ですが、結構あり得るんです。
企業や学校のLANを借りて通信する場合、セキュリティがかかっていて、スピードテストサイトや、通常のWebサイトへのアクセスは可能だが、zoomやYouTubeは使えないという場合もあります。
意外な盲点なので、チェックしておいてくださいね!
いかがでしたでしょうか。細かいようで非常に重要な観点ですので、要注意ですね。
ではではー