動画配信を成功させるには
大阪南港ATCを拠点とした、講演やセミナーなどの収録配信・映像音響オペレーション、及び会員制動画配信サイト構築サービスを行う、マルチメディアプレゼンテーション専門「レザネイ」代表の渕上です。
こちらのブログでは、企業内インハウス(内製)でリアルセミナーやウェビナー、ピッチイベントやトークショーを開催したり、動画活用をされていこうとしている方々、また動画配信技術に興味がある方々に、各種有益な情報を発信しております。
成功する動画配信とは?
ハイブリッドセミナーやイベントのライブ配信を成功させる要素としては、どういったことがあるのでしょうか。
「リアルタイムのやり取り」
なんじゃないか、と考えています。
ライブ配信の意義の一つとして、「時間と想いの共有」があるよねっていう話を以前のブログでしました。
「いま、この時」という時間を共有しようと思うと、リアルタイムのやり取りが必須ですよね。
例えば、東京と大阪で遠距離恋愛をしているカップルがいて、電話で話をしているとします。
「あー、今日は満月かー、きれいだね」
「ほんとだ。きれいだねー」
このシチュエーションって、同じ時間に、同じ月を見て、さらにリアルタイムのやり取りがないと、成り立ちませんよね。
この、「リアルタイム」かつ「双方向のやり取り」が、ライブ配信でも、キモになってくると思うんです。
盛り上がっているセミナーやイベントを見てみると、必ずといって良いほど、そこの仕掛けがうまく構築されています。
YouTubeライブとかだと、チャット上でのやり取り、配信側からの声掛けがありますよね。
セミナーだとslidoなんかを使って、QAや感想のやり取りを行います。
また、配信者と視聴者のやり取りである、「タテ」のやり取りだけでなく、実は視聴者同士の「ヨコ」のやり取りも盛り上がる秘訣だったりするんです。
だって、リアルな感想ですもんね。
「時間軸」の共有
さらに上手のイベント企画者は、イベント前後の「時間軸」も大切にするんです。
つまり、イベント前のプレ配信で期待値を高めたり、イベント後の振り返りでさらにエンゲージメントを高めたりするんですね。
もう、点や線、面で盛り上げるだけではなく、四次元でイベントに生命を吹き込んでいく。
ここまでいくと神技です。
だから、アイドルの配信ライブでは、アフタートークがつきものなんですね。
実際、ライブ中はファンとやり取りできないですし。。
もちろん、僕らとしては最低限ライブ配信を止めない、ちゃんと伝わる映像や音声を届ける、音楽やスポーツのエンタメ系だったら、「エモい」絵を届けることが大切です。
でも、より盛り上がるライブ配信、視聴して良かったと思ってもらえるセミナー配信をするためには、「リアルタイムのやり取り」をどう起こさせて、確実に届けるってことが、すごく重要だと思うんです。
もし、これからハイブリッドセミナーやイベントのライブ配信を企画される方がいらっしゃいましたら、ちょっとだけそういうことも考慮にいれてみてくださいね!
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