動画配信する意味について

動画配信する意味
動画配信する意味

「情報は行動に先行する」

今日は、「ライブ配信って必要なんですかね?」って話です。

色んな意見があるかとは思いますが、僕はライブ配信をやることで、リアルでの行動や交流につながるんじゃないかな、と考えています。

よく、「ライブ配信すると、リアルのイベントに人が来なくなる」って意見を耳にします。その気持ち、よくわかります。

でも、例えば初めてのデートでデートコースを考える時、色々情報を調べますよね?KansaiWalkerとか(僕だけか。。)。いきなり、何の予備情報もなく、行ったことのない動物園に行くことはないと思うんです。

つまり、「情報が行動に先行する」んじゃないかな、と。

たまごが先か、にわとりが先かの話になりますが、アメリカで始まったゴールドラッシュ、ちょうどその頃に普及期を迎えた郵便(と新聞)が、これまたその頃整備され出した鉄道によって運ばれ、情報が急激急速に伝播することで、それこそ「バズって」、異様な盛り上がりを見せたのでは?と僕は考えています。

おそらく、西部劇で出てくるような場末のバーで、酒を飲んでいる男が新聞を見て、

「おいおい!○○で金が取れてるらしいで!」

と叫び、鉄道に飛び乗る、

そんな情景だったんじゃないかなーって思うんですよね。

そして、現代でいうところの情報伝播媒体の一つが、ライブ配信なのではないかと

「こんなことが学べるのか!」

「あのサビめっちゃ感動した!」

「あの選手、めっちゃ調子ええやん!」

ライブ配信(情報)で、そんな風に心を動かされた人々が、より大きな感動とワクワク、知的な刺激を求めて、リアルのイベントにも足を運ぶ(行動)。そんな世界が成り立つんじゃないか、むしろそんな世界を作るサポートをしていきたいな、と本気で思っています。

ライブ配信の意義

あるアイドルさんのライブ配信をしていた時、流れてきたチャットのコメントで、「今日は病室から応援してるけど、次は絶対病気を治して、ライブ会場に駆けつけるよ!」っていうのがあって、泣きそうになりました。

遠かったり、どうしてもリアルに行けない事情があっても、少なくとも同じ時間と想いを共有できる、ライブ配信にはそんな役割もあるんですよね。

きっと、そのコメント主はその後、リアルのライブに行って、死ぬほどオタ芸ダンスを打っているのでしょう。

なんか、良くありません?

その世界観。

ライブ配信という技術で、共感・共鳴を呼ぶコンテンツにスポットライトを当てて、ちょっとだけ世界にポジティブなインパクトを与える。

そしてそれが、リアルで会いに行ったり、応援したりと、様々な行動を呼ぶ。

それが、僕らが想う「ライブ配信の意義」です。


でも先日、

「オンラインだとやっぱり伝わらないんで、うちではコロナ明けのあと、オンラインセミナー形式は禁止にしました!」と話しているのを聞いちゃいました(しかも配信現場で。。)。

もちろん、リアルに比べると、温度感や参加しているという共通認識のレベルが、オンラインでは劣るというのは、その通りだと思います。

では、すべてのシチュエーション、すべての内容においてオンラインに「意味が無い」のかというと、そういうわけでもないような気がします。

次回は、ではどうしたら「ライブ配信して良かった!」と言えるのか、つまり「ライブ配信の成功の定義は?」って話をしたいと思います。

-----------

ここでご案内です。

先日ご案内しました、「第4期 動画(ライブ)配信ディレクター養成ブートキャンプ」の締切があと1日に迫りました。

こちらの講座は、今まで独学でZoomウェビナーやYouTube配信をされてきた方、動画配信を自社サービスのメニューに加えられたい方向けに、超短期間で動画(ライブ)配信ディレクターを養成する、実践型の講座(ブートキャンプ)となります。

今はプロの動画配信技術者ではないけど、動画(ライブ)配信技術の習得にご興味のある方は、下記レザネイホームページの該当URLから飛んで内容をチェックしてみて下さいね!